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【確定申告】令和6年分(2024) 確定申告まとめ

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はい。タイトルの通りです。
私は今回、人生で初めての確定申告をしました。
確定申告の作業でやったこと、確定申告のシーズンまでにコツコツやっておけばよかったことなど、まとめていきたいと思います。
来年の私がこの記事を読んで助かってくれますように。。。

確定申告の作業をするのに使ったサービス

今回は やよいの青色申告オンライン というサービスを使いました!

利用プランは3種類あり、私は初年度無料かつサポートがある程度充実している「ベーシックプラン」を選びました。2年目からは 17,250円+税 がかかりますが、サポートありなのが安心感があります。
確定申告サービス分くらいは頑張って稼いでいきたいですね!

確定申告は4ステップの作業

今回は、やよいの青色申告オンラインを使って、電子申告(e-Tax)を利用して申告することにしました。ざっくり下記の4ステップに分かれた作業です。

ステップ1 「減価償却費の計算」

配信で使うパソコンなど、10万円以上の資産は、減価償却費を計算します。
私の場合は開業届を出すよりもだいぶ前から使っているパソコンなので、特に考慮しないことにしました。なので、ステップ1は「開始」ボタンを押して、何も入力せずに「完了」ボタンを押して終了!

ステップ2 「青色申告決算書の作成」

1年間の収入と支出をまとめ、所得を計算します。確定申告書に添付して提出が必要な書類です。
このステップの入力を一通り終えると「青色申告決算書」と「仕訳帳・総勘定元帳」がダウンロードできるようになります。
「仕訳帳・総勘定元帳」は紙に印刷して7年間保存しておく必要があります(税務調査の際に掲示する必要があるため。データで持っておいて必要に応じて印刷でもよさそうだけど、データはバックアップを取ってなければパソコンが逝ったらおしまいですからね)。

基本情報

氏名、住所、同居家族、事業の情報(開業届を出したときの入力内容)、確定申告の申告期間、整理番号(税務署から届いた紙の案内に書いてある)などなどの情報を入力します。

売上・仕入

「かんたん取引入力」(後述)で入力した内容を元に、各種金額が出力されます。内容に間違いがないか確認してください(と言っても、間違いがないかどうかなんてここで判断できないと思うけど。。。判断できる人は何を元に判断してるんです???)。

また、売上先(VTuberならGoogle、ブロガーならAmazon等、競馬で勝てば日本中央競馬会、とか)の登録番号(法人番号)を入力するところがあります。登録番号(法人番号)を入力したら、それを元に売上先の所在地も入力します(所在地はボタンを押せば自動入力されます。自動入力されなかった場合は未入力でOK)。

自分用に登録番号のメモ置いときます。

  • Google:3700150072195
  • Amazon:3040001028447
  • 日本中央競馬会:5010405002453

経費の家事按分

事業とプライベートで共用しているもの(光熱費、パソコンやスマホの通信費など)は、事業で使っている分の割合だけ経費として計算します(VTuberは基本的に家で配信してると思いますが、家賃については次のステップで計算しますのでここでは除外)。
私の場合は「水道光熱費」はそもそも入力していなかったので割合0パーセント、「通信費」は50パーセントとしました。

その他の経費

「かんたん取引入力」(後述)で地代家賃を入力していれば、ここで詳細を入力します。家賃の支払先の住所、賃借物件の種類(私の場合は「自宅」)、権利金、更新料、賃借料の事業割合を入力します。
私の場合は「権利金」「更新料」は0円、賃借料の事業割合は30パーセントとしました。

家族・従業員

私の場合はVTuber事業に自分以外関わっている人がいないので、従業員はいないとしました。

消費税の確認

私は免税事業者のため、この画面では入力・確認することはありませんでした。

最終確認

不動産所得の有無、農業所得の有無、「かんたん取引入力」(後述)で入力したものの自動計算の結果に間違いがないかどうか、本年中における特殊事情を入力します。
私の場合は不動産所得なし、農業所得なし、間違いないかは判断のしようがなかったので間違いないです(はいと入力)、特殊事情はとくにないので未入力でした。

ステップ3 「確定申告書の作成」

前のステップで作成した青色申告決算書の内容をもとに、所得税額を計算します。このステップの入力を一通り終えると「所得税確定申告書」がダウンロードできるようになります。重要書類なのでダウンロードして厳重に保管しましょう。ダウンロード時にマイナンバーの入力を求められますので、マイナンバーカードの準備もしておきましょう。

基本情報

自分の電話番号と、確定申告をする税務署を入力します。

源泉徴収税

「かんたん取引入力」(後述)での入力内容によっては、この画面で確認事項があるようです。私の場合は特に何もせず次のステップへ進みました。

所得

所得の選択

「◯◯による収入があるか?」(◯◯は農業、不動産、利子、等々)という質問があるので自分の状況により「はい/いいえ」を選択します。私の場合はほぼすべて「いいえ」でしたが、「業務 雑所得」の欄のみ「はい」にしました(競馬で勝った分の収入がちょこっとあったので)。

総合課税の所得

前の項目「所得の選択」での入力内容によって、この画面での入力内容が変わってくる模様。私の場合は雑所得の内容として、競馬でプラス収支になったのでそれを入力しました。以下メモ。

  • 何か所から収入を得ているか:1か所
  • 種目:馬券の払戻金
  • 収入金額:2180円
  • 必要経費等:1000円
  • 支払者名:日本中央競馬会
  • 支払者の法人番号:5010405002453
  • 前々年分の雑所得の収入金額は300万円以下か:はい
  • 雑所得に対し、現金主義による特例を適用するか:はい
株式等の譲渡所得

私の場合は入力不要でした。

土地・建物の譲渡所得

私の場合は入力不要でした。

先物取引の雑所得等

私の場合は入力不要でした。

山林所得

私の場合は入力不要でした。

退職所得

私の場合は入力不要でした。

損益通算

この画面では、これまでの入力内容から自動算出された結果を確認するだけです。

繰越損失の入力

「純損失の繰戻還付請求を行うか」は「いいえ」にしました。前年はまだ開業していなかったので。

「本年の純損失を繰り越しますか?」は「はい」にしました。損失額はこれまでの入力内容から自動算出された内容となっていましたので、特に自分で入力することはありませんでした。

「前年以前から繰り越された損失がありますか?」は「いいえ」にしました。前年はまだ開業していなかったので。

所得控除

所得控除の選択

「社会保険料控除」「地震保険料控除」「医療費控除」「寄付金控除(ふるさと納税とか)」など、いろいろな控除の種類とその控除を受けるかどうかを選択する画面です。私の場合、本業で雇われている会社の年末調整でほとんど面倒を見てもらっているので、ここではだいたい「いいえ」を選択しました。

「医療費控除」だけは、控除を受けたい場合は自分で確定申告するように会社から言われていたため、「はい」を選択しました。

所得控除の入力

前の画面で「はい」を選んだ控除について、入力していく画面です。

「医療費控除」と「セルフメディケーション税制」が選択できるので、「医療費控除」を選択しました。「医療費通知に記載された医療費」「うち本年中に実際に支払った医療費」「うち保険で補てんされる金額」を入力する欄があるので、自分が本業で雇われている会社で加入している保険組合のサイトを参照して入力します。

所得税

所得税額の確認

この画面では、これまでの入力内容から自動算出された結果を確認するだけです。

所得税の税額控除

私の場合は特に該当しなかったので「税額控除を受けますか?」は「いいえ」とし、特例適用条文等は未入力で次のステップへ進みました。

所得税の納税額確認

私の場合は特に該当しなかったので「災害減免額」「外国税額控除等」は未入力としました。
「予定納税額がありますか?」は「いいえ」としました。

延納・その他

特に入力することはありませんでした。

住民税・事業税

住民税についての各入力項目は、私の場合はすべて「いいえ」を選択しました。

事業税については「令和6年の開(廃)業」の項目で「開業」を選択し、開業日を「2024/05/28」としました。その他は未入力です(開業日は、よくわからなかったので開業届を提出した日付を入力しました。開業届が受理された日なんじゃないかなってうっすら思ってるけど。。。どうなんでしょう。税務署から間違ってるよって連絡くるのかな)。

最終確認

加算税に関する通知、予定納税等に関する通知、還付金振込に関する通知のそれぞれの電子通知を希望するかどうかには「はい(希望する)」としておきました。

青色申告決算書・確定申告書の提出日は入力したその日「2025/02/18」としました。

提出する書類を選択する項目(チェックボックス)では、必要なものには自動でチェックが入っていましたので、自分では特に編集しませんでした。

ステップ4 「電子申告(e-Tax)」

まず最初にマイナンバーの入力を求められますので、マイナンバーカードを用意します。
その後は画面の案内に従って申告書データを送ったり、スマホとマイナンバーカードで電子署名をしたりするだけでした(スマホに「弥生 電子署名」というアプリをインストールする必要がありました)。

以上で確定申告の作業は終わりです。

「かんたん取引入力」は普段からコツコツ入力する!!

ここまで確定申告の流れについて話してきましたが、そもそも確定申告のメインの内容となる「収入」「支出」については、普段からコツコツ入力する必要があります。同様に、物品購入時の領収書をまとめるのも普段からやっておきましょう。
いざ確定申告をするときになってからまとめて入力しようとすると、限られた時間でこの一年の収支の振り返りをしなければなりません。忙しすぎて無理ゲーです。

どうでもいいけど大学生の頃にバイトしてた飲食店で、ぜんぜんお客さんが来ない日に店長と店長の奥さんとバイト2名で一年分のレシート仕分け作業したな。。。定時が23時だったんだけど、0時過ぎまで作業してた。。。なぜか新しく仕入れたスパークリングワイン飲みながら。。。(お酒苦手だったんだけどすごく勧められてちょっとだけ飲んだ)
テーブルに積まれた山のようなレシートを日付順に並べて、勘定項目別に分けてくの。。。
残業代は出たし、帰りは家まで車で送ってくれたからぜんぜんいいんだけど、急にいつもと違う作業させられてびっくりした。。。
話がそれてゴメン!

収入の入力

VTuberさんは、YouTubeやその他の配信プラットフォームからの収益が主な収入になるかと思います。
(規模の大きなVTuberさんは、案件収入もあるかも。憧れるね!!)
私の場合「収入」として入力するものは大きく分けて3種類ありました。

  • YouTube収益
  • アフィリエイト収益(Amazonアソシエイト)
  • 馬券の払戻金

今回は、どれも銀行振込をされた日付で収入として入力しました(=現金主義による帳簿付け)。
現金主義ってなんやねんっていう方は、下記のページを見てきてください。

青色申告で現金主義が認められる要件とは?特例条件などについて解説

現金主義とは簡単に言うと、帳簿付けの仕方がシンプルでわかりやすい代わりに、青色申告で「10万円控除」しか受けられない、しかも現金主義を使えるかどうかは条件付き、というものです。
売上がそんなにないVTuberの方はだいたい現金主義でいけるんじゃないかと思います。

今後ガッツリ売上を伸ばしていくつもりだったり、55万円控除・65万円控除を受けたかったりする場合は、少し複雑ですが発生主義による帳簿付けをしてください。私もそのうち勉強しようと思ってます。

支出の入力

VTuber活動をしていると、支出はいろいろなものがあります。私の場合は主に下記の通りです。

  • 自宅の家賃
  • スマホとPCの通信費合算
  • 配信で使うゲームソフト代
  • 配信で使うマイク購入代
  • マイクラ参加型配信のサーバ代
  • 配信で使う馬券購入代
  • ASMRで使うスライム代
  • サムネイル外注代

このブログのドメイン代・サーバ代も、来年度は忘れずに付けたいと思います。

また、下記のようなものも支出として入力できるようです。

  • 他の配信者へのスパチャ(広告宣伝費)
  • カフェ等で作業した場合のドリンク代(会議費)※1
  • アマプラ等のサブスク代 ※2

※1 食事代はダメな模様
※2 サブスクで入手した音楽の感想を話したり、歌ってみた動画を出すなどして活動に利用する必要あり

支出として記録したものについては、すべて領収書やレシートが必要です。
ネットで買ったものについては領収書をPDFで保存します。実店舗で買ったものについては領収書の内容が読み取れるように写真を撮って保存します。

私の場合、PDFも写真も下記のように名前を付けて管理しています。
(例)20241112_1_DQ3HD2D.pdf
見たまんまなのですが、日付_番号_品名 となっています(番号は、その日の領収書が複数になった場合に通し番号があるほうが管理しやすかったので付けました)。
他にも管理しやすい方法があれば、コメントで教えてください!

レシートをとりあえずそのへんに置いてしまう人は、せめて日付順に保管してください。
レシートをこういうやつ↓に裏向きにぶちこんでいけば、日付順になります。

オープン
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やよいの青色申告オンラインで収入・支出の入力をするのは簡単です。それでもたくさん入力するのは大変なので、溜め込まずに都度都度メモる感覚で記録していくことをおすすめします。
「かんたん取引入力」は確定申告に備えた準備のようなものですが、ぶっちゃけこれが一番重要です。
これをコツコツやってきたかどうかによって、確定申告シーズンの負担がまるで違います。

いいか、ちゃんとコツコツやれよ(自分に言い聞かせています)

次の確定申告までに勉強したいこと

  • 発生主義
  • 税率
  • 減価償却費
  • ふるさと納税

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ほぼ来年の自分に向けたメモのような記事なのですが、誰かのお役に立てれば幸いです。
もし私が間違ったことを書いていたら、コメントでご指摘くださいませ。

ちなみに確定申告で税金が安くなると、副業していることが会社にバレます。
私は会社に副業の許可を取っているので構わないのですが、秘密にしている人はお気をつけて。

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