ホントに鬼滅ミリしらなの?
すみません、正確にはツイッター上で流れてくる原作漫画のコマ切り抜き画像とか見たことあります。あとほとんど読んでないけど同人漫画も流れてくる。SNS をやってる以上、流行りものを全く視界に入れないことは不可能!私が今回の映画を見る前に知っていたことは下記の通りです。
- 主人公は竈門炭治郎(予測変換でフルネーム出てきた!かまどたんじろうって読む)
- 主人公の妹(禰豆子|ねずこ)が鬼になってしまって、その子を救う話
- ときは大正時代、人間と鬼が日常的に戦っている
- 刀で戦う(刀のおもちゃがメチャ売れた記憶ある)
- ◯◯の呼吸、壱の型、なんちゃら!って技を出す(人によって◯◯が違う)
- ◯◯には火と水と音がある。たぶんもっと色々ある
- 炭治郎たちはそれぞれ「ナントカ柱」という二つ名を持っている
- 煉獄さん(黄色と赤のそれこそ炎っぽい見た目の人)は前の映画で死んだ
- なんで死んだかまでは知らない
- 判断が遅い!って殴ってくる天狗がいる
- 目が死んでる女の子が味方にいる
- 巨乳の嫁が3人もいるイケメンが味方にいる
- 原作とTVアニメは完結済
- 映画版は今回が2作目(まだ1作か2作残っている)
いや結構詳しいな!?原作読んでない、アニメ見てない割に!!
鬼滅についてこれくらいの理解度の人間が「鬼滅の刃 無限城編 第一章」を映画館で見てきた感想を書き連ねます。
映画で見た技や敵の様子について「他作品の◯◯(技名、キャラ名)みたい!!」という表現をすることが多々あるかと思うので、不快に思われる方は読まないほうがいいです。そういうの気にしない心の広い方はぜひこのまま読み進めてください。
上映時間が長い!(3時間弱)

まず上映時間が3時間弱もあると知って戦慄した。パイレーツ・オブ・カリビアンのN作目みたいな長さだな。トイレ大丈夫かな。
映画の内容と全然関係ないけど、映画館に到着してチケット買ったとき、スマホで事前にチェックした上映時間が別の映画館のものだと気付いてちょっと慌ててしまいました。10:25開始だと思ってたら自分が行った映画館だと10:15開始でした。あぶないあぶない。早めに着いてよかった。
ポップコーンMサイズ(塩味)とアイスティーのセットを買い、一番うしろの列の真ん中らへん、左右が空席という神席を勝ち取って準備万端!!(結構混んでたから本当に運が良かった!!)
来場者特典は現時点で未開封!!(周りに欲しがってる人がいたらあげようかな)

映画本編が始まる前のCMが長い長い。
記憶が鮮明なうちに感想を書かねば

鑑賞後、ロイヤルホストでちょっと良いランチをしながら、忘れないようにスマホにガンガンメモを書きました。今回はそのメモを元に感想文を書きます。
映画の感想ブログってたくさんあるけど、こんなに大変なんだ。
コンスタントに書いてる人すごいや。
本編の感想
ちょっと記憶が曖昧になってしまって時系列順ではないのですが、そこは適当に「あぁあのシーンね」って補完しながら読んでください。
まず無限城のCGがすごすぎる。無限にヌルヌル動く。無限とかいう有り得ん設定なのに、実写に混ぜても溶け込みそう。すごい。CGといえばモーニングスターも他の武器と比べてカッコよく描かれていた気がする。私がモーニングスター好きなだけかも。斬撃より殴打が好きです。
全体を通して、映像のスピード感とBGMの盛り上がりがすばらしいなと思いました。
メインキャラがカラフルで、サブキャラや敵が地味な色合いになっているの、わかりやすくて初見に優しい。実写版トランスフォーマーと同じ配慮の仕方。鬼たちの瞳に「上限の幾つ」って書いてあるのもわかりやすくて良い。
でも技名や人名がうまく聞き取れない。難しい言葉、言葉遣いが多い。
水の呼吸、壱の型、ほにゃららー!!←毎回これ。なんて?????
所々にギャグ要素が無理矢理ねじ込まれているの笑う。そうでもしないと殺伐としすぎるのかもしれないけど、今!?っていうタイミングが何度かあった(でも振り返ってみるとそれ以外のタイミングは無かった。ギャグシーンの回数ノルマがあるのか知らんけど)。
敵も味方も技の解説が長い。遊戯王のカードゲームみたいに説明してくれる。
基本的に「速い!」ばっか言うけど。
開始直後から下へ下へとひたすら落ちていく炭治郎。これ落ち着いてるけど大丈夫なん?って思ってたら、地面に激突して死ぬ!て言い出してちょっと笑った。慌てろや。助けに来てくれた人は「義勇さん(鑑賞後に映画館内のポスターで名前を確認)」なんだけど、炭治郎が呼ぶと「ギニューさん」にしか聞こえなくて、炭治郎が何度も何度もギニューさん!って言うので、私の中では彼はギニューさんになってしまった。許さんぞ炭治郎。許さんぞギニュー隊長。
ピンクの子がむちむちかわいい。かわいいけど何イチャイチャしてんのこいつら。かわいいからいいけど。
モーニングスターはかっこいい。味方勢で一番好き。
不死川さんは、YouTube 配信でドラゴンクエストビルダーズ2で作っている人がいたので、顔と名前が一致した。正確には鬼滅のキャラとは知らなかったけど。彼には銃を使う弟がいるのね。すごい形相してるけど味方なのね。
そうこうしてたら知ってる子(目が死んでる女の子)が出てきて私のテンションが上がった。でも頑張ったのに、ホントに死んじゃって涙目。根性ある系女子好きなのに、推しになりそうだったのに、死んじゃった。。。まじかよ。。。名前はしのぶちゃんっていうんだ。。。
身体が小さい=弱い、の価値観よくわかるわ。そんな中で頑張ってたのに。。。ひどい。。。
しのぶちゃんは毒使いだし、病院で働いてるっぽかったし、医療系キャラなんだね。怪我や傷を治すスキルがある味方を失った炭治郎たちは今後めちゃくちゃ不利なのでは?
しのぶちゃんのお姉さんと妹っぽいサイドテールの子もかわいい。サイドテールちゃんは妹かと思ったけど、しのぶちゃんの事を師範って呼んだからたぶん妹じゃない。サイドテールちゃんがどうなったのかわからないまま映画の時間が過ぎていって、最後の方で敵と対峙したままで大怪我したサイドテールちゃんが出てきたから、不安なまま終わっちゃったよ。。。どうすんのこれ。。。
しのぶちゃんを殺ったヤツ(名前が思い出せない)といい、ぜんいつの兄弟子(名前が思い出せない)といい、言動がクズっぽいやつは視聴者心理的に倒しやすくていいよね。
よく考えるとしのぶちゃんを殺ったヤツは幼い頃から教祖として親や周りの大人から変に特別扱いされて、ろくに遊ぶこともできない子供時代を過ごして、かわいそうな目に遭っているとも思ったけど。
ぜんいつの兄弟子も、自分の実力を過信した結果の自業自得な最期だったけど、もしぜんいつやじいちゃんと仲良くできていたら鬼になることもなかったのかと思う。
この映画以外に鬼滅のことぜんぜん知らないのに、三途の川の向こうでじいちゃんがぜんいつのことを誇りだよって言ってくれたところで泣きそうになった(泣いてはいない)。
そう、鬼ってだいたいみんな元々人間なの?いや映画ではカエルやオオサンショウウオっぽいのもいたし、別に人間だけじゃないのか。。。よくわからん。。。
力はあるが性根が曲がってしまった無惨様に選ばれし人間と、ちょっと知性がありそうな獣が無惨様に選ばれて、鬼になる?のか?
てか無惨様って女だと思ってたけど男だったのね。声が男性だし、周りの人からも「彼」って呼ばれてた。じゃあよくツイッターで見る「確定していない情報を嬉々として伝えるな」の人は無惨様とは別人。。。?いや映画の中でも女の人の格好の無惨様っぽい人出てきたような(混乱)
落下するぜんいつを回収しに来た人、自分とぜんいつが相打ちだとして自分を納得させようとしてる兄弟子に追い打ちかけるのワロタ。絶望しながら死んでいったじゃねえか可哀想過ぎるだろ。いやじいちゃんの切腹を冒涜したから当然の報いなのか。
理由はよくわからないが、回収人は鬼なのに人間の味方をしている人だったみたい。村田(?)に話しかけられてそんなこと独白してた。他にも無惨様を抑え込んでいる(?)たまよさんという人も鬼らしいことを誰かが言ってた。ワルモンじゃない鬼が結構な数いるのか。禰豆子とかもだし。
村田から滲み出るいいヤツ感がすごかった。みそっかすだけど。村田には戦いが終わるまで生き残ってほしい。
猗窩座の素手バトルスタイルがカッコイイ。しゅき。私は斬撃より殴打派なので。
お喋りが好きではないと宣言したギニューさんを追い回しながら「俺はお喋りが好きだ!何度でも(名前を)聞くぞ!!」っていい笑顔で言ってたの笑う。陽キャの中でもウザいヤツやん。でも素手で戦ってくれるから好き。
炭治郎の回想の中で伊之助出てきた!!ツイッターでずっと犬と一緒に筋トレしてる人だ!!
会話シーンが少し出てきたけど筋トレのイメージそのままですごい!!
炭治郎のお父さんが貝木泥舟(物語シリーズ)みたいな声だった(三木眞一郎さん)。斧ひとつでツキノワグマを秒殺するのすごい。穏やかそうに見えて(というか病にかかっているのに)やるときはやる系。炭治郎は家系的には火の呼吸だけど、ギニューさんに憧れて水の呼吸も会得した感じなのか。
そして病に臥せっているといえば禰豆子も出てきた!判断が遅い!の天狗と一緒にいるー!!
なんかワクチンを打たれて鬼の成分が抜けるのを待っているところのようだった。これで治すことができれば、禰豆子だけが耐性を持つ「日光」という弱点を無惨様が克服することは不可能だって。ごめん何の話かぜんぜんわかんないけど、無惨様はカーズ(ジョジョ2部)と同じところを目指しているの???
上限の鬼たちの回復力がピッコロさんなのよ。
ギニューさんの技、邪王炎殺黒龍波(幽遊白書)もしくは龍頭戯画(ハンターハンター)みたいでカッコイイ。
ところで鬼たちが伝令カラス・偵察カラスを狩らないのはなんでなの?気付いてないの?
デスクワークチームはちっちゃい子たちが連携して仕事している様子が可愛い。両親とお姉ちゃんたちを殺されて(?)もなお仕事をし続けるのすごすぎる。子供時代にこの体力・精神力だったら、大きくなったら柱のみなさんより強くなるのでは?デスクワーク派だから違うか?ともかく戦いが終わって無事に生き残っていたら、美味しいものをいっぱい食べてほしい。
デスクワークチームを守っている様子の大人のうち一人が煉獄さんみたいで、あれ、生きてるじゃん!ってびっくりした。お父さんね。鬼滅は親を殺され系の話かと思ってたら、子供も殺されてるんだ。。。つら。。。お父さんもう感情が無じゃん。。。
猗窩座の人間時代の師範の顔に既視感があると思ったらジムリーダーのタケシ!!
鬼の強いやつは上限の幾つ、人間の強いのはナントカ柱、なんだな。そして炭治郎はまだ柱ではなかったのか。
猗窩座の人間時代の可哀想エピソードは盗賊王バクラ(遊戯王)に似てると思った。恨みの対象は特定の誰かではなく世間様だったり、やり返してもやり返しても復讐しきれないほどの大勢の第三者で、もう何をやっても気分が晴れることはないとわかっていても復讐するしかない、というか。
猗窩座は自分が鬼になろうとならなかろうと、どっちでもよかったんだろうな。鬼になって記憶を無くすことで一時的には救われた。
むちゃくちゃ強い猗窩座に対してどう対抗する?と炭治郎がずっと考えを巡らせ続けていたのが印象的。意外と頭を使うキャラだった。伊之助との会話を思い出して、ハンターハンターで言うところの「絶(意図的にオーラを出さない状態)」で対抗したわけだ。正確には無の境地みたいなこと言ってたから違うけど。絶の前にはベヨネッタで言うウィッチタイムに入ってた(すべてがゆっくりに見えて簡単に避けられるヤツ)。
猗窩座のセンサーに引っかからないようにしてやっと勝てそうか!?というところで猗窩座の名前を呼ぶなんて。。。私がギニューさんだったら後でぶっ飛ばしている。。。
でもこの正々堂々とした態度が猗窩座の記憶を呼び覚まして、まさかの方法で致命傷を負わせて、最終的に成仏させたんだよね。。。力だけあっても勝てねえ相手に勝ったんだ。。。!!
負けちゃったけど、一度飛んだ首を引っ掴んで戻そうとした猗窩座さんも根性あってすごくよかった。
敵も味方も親しかった死者の幻覚が見えたり声が聞こえたりするけど、私は正直そこに関しては教祖と同じ考えなんだよな。死後の世界は無だよ。
単純に力不足で死ぬやつ、心に救いを得て成仏するやつ、などなど鬼のやられ方にもいろいろあったので、まだ生きている鬼たちの最期がどんなふうになるのか気になってきた。一応は人間を救ってきたので、教祖にも救いがあってほしい。
ラストで琵琶を弾いてる女の子の鬼(?)が出てきたけど、あの子がお城をヌルヌルと動かしてる、ってコト!?MP無限大じゃん。。。
その子にも無惨様にもまだ会ってないし、鬼滅の映画まだまだ続くじゃん、と思いました。
私の推しは誰になったのか
せっかく新しい作品を見るのだから、その中で推しと呼べる人を見つけたい!!判断材料は今回の映画だけなので今後変わるかもしれませんが、私の推しは下記3名です。
味方だったらモーニングスターニキ!!次点でしのぶちゃん!!
敵だったら猗窩座さん!!
YouTube 配信で雑談していたときに、たまーてむは音柱が好きになると思うよって視聴者の方に言われたのですが、音柱は今回出てこなかったように思う。少なくとも私は音で戦う人がいることに気付かなかった(最後に琵琶を弾いてた子は鬼だから柱じゃないよね)。
もし出演されていたら、音柱がどの人だったのかコメントで教えてください!!
今回の映画に出てこなかった人でも、たまーてむが好きそうなキャラがいたら教えてください。
そのうち電子書籍で原作を大人買いすると思いますので。

ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございます。
もしよければ今回の映画に対する皆様のご感想も、コメントで残していってくださいね。
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